2005-01-01から1年間の記事一覧
入院中のため、暇に任せてネットサーフィンならぬTVサーフィン?をしていたら、突然ブラームスの交響曲4番終楽章が耳に飛び込んできたのだ。興味を惹かれて引き続き視ていたら、TBS系で昼の1時から若手女優さくらが主演のメロドラマ「貞操問答」であ…
ブラスの快楽―世界の管楽器CDガイド600作者: 関口義人出版社/メーカー: 音楽之友社発売日: 2005/05/01メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る なにやら、どこぞのブログの題名と少しかぶっているような著書名に惹…
前々から思っていたのだが、TV番組本編よりも合間のCMの方が面白かったりすることがよくある。最近はよくできたCMが多い。 それはともかく、この1〜2ヶ月間に流れたTVCMの中で、音楽や効果音にテューバが使用されていると思われるものがいくつか…
ソクラテスの皮肉アーティスト: The TUBA band,外囿祥一郎,山岡潤,阿部安誌雄,荻野晋出版社/メーカー: インディペンデントレーベル発売日: 2005/04/21メディア: CD クリック: 16回この商品を含むブログ (1件) を見る 食わず嫌いという言葉があるが、私にとっ…
今日、高校時代の同期の美男・美女?連中がお見舞いに来てくれた。 往年の釜石南高校吹奏楽部のフルート、バスクラリネット、ホルン、トランペット、テューバ(私)が集合したのである。話は自然と吹奏楽コンクール全国大会出場時の思い出話となっていった。…
入院中の私のところへ、当ブログに時々コメントしてくださっているパツラスキーさんが面会に来てくれた。東京出張のついでのこと、ありがたい話である。入院という割と自由な時間が豊富にある環境にいると、たくさん本を読んだり、たくさん音楽を聴いたりと…
悪性リンパ腫が再発したので本日より入院治療することとなった。これで年内は愛するテューバに触れることができなくなってしまった。せっかく先月久し振りの演奏会の美酒を味わったばかりなのに残念でならない。私が書いているもう一つのブログ「快楽のラヂ…
昨夜18:55からTBS系テレビで放映した「これが地球の絶景!!世界の瀑布スペシャル」をなにげなく視ていたら、アフリカの超巨大滝ビクトリアにカメラが近づく際のバックに流れていた壮大で力強い曲にとても馴染みがあるのに気がついた。 すぐには曲名が出て…
1年間のプチブランクから復帰して最初の演奏会の本番が本日あった。「魔法とファンタジー」という企画物のファミリーコンサートで、1曲目サン・サーンス「死の舞踏」を無難にこなし、2曲目のムソルグスキー「禿山の一夜」でテューバをブイブイ炸裂させて…
月曜日に下唇の赤い部分と肌色の部分のちょうど境目に根の深いニキビ(20歳を過ぎたら「吹き出物」と呼ぶらしい)ができた。「寝酒」と称して芋焼酎を一合ほど愛飲することを日課としている罰が当たったのかもしれない。いずれにしても、これは金管奏者に…
J.モリセイオケの練習に行く道すがら(いつもオケのトロンボーン奏者の車に乗せてもらっている)、珍しく吹奏楽のCDがかかっていて、なにげに聴いていたら、突然なにやらとても懐かしく心の琴線を揺さぶる曲が始まった。おお!これはモリセイ、しかも組曲…
サン・サーンス夏のファミリーコンサートに向けてこの曲の合奏練習を重ねて行くうちに、テーマがおどろおどろしい!この曲が少しづつ好きになってきている。私にとってサン・サーンスの曲といえば、小学校のときに音楽の授業で鑑賞した「動物の謝肉祭」や高…
情けないことに入れ歯をつくることになった。幼少の頃から歯槽膿漏ぎみだったらしく、20歳を過ぎる頃から歯がポロポロ抜け出し、今では奥歯(臼歯)が1本しかない有様。このままでは食事もままならず、栄養面でも噛み合わせの不具合からくる不健康面でも…
最後に写譜をしたのはいつだろう。 20年ほど前、所属していた吹奏楽団でパレ作曲の「リシルド序曲」をやったのだが、あろうことかテューバの楽譜がいつものC調ではなく、B♭調で記譜されていたのである。(余計なお世話!?)今でこそC読みでもB♭読みで…
今日、大石清先生のご家族の方から、コメントをいただいた。 http://d.hatena.ne.jp/tubaboy/20041102 大石先生は今年の4月18日に逝去されたとのこと。そして著作「テューバかかえて」を出版できたことがとても嬉しかったこと、棺にその著作を入れてあげ…
昨日、若かりし頃お世話になったYI吹奏楽団の演奏会を聴いた。 ビックリした事がいくつかある。 私が入団したときはYS吹奏楽団といって練習場所が新宿だったのが、詳しい経緯は知らないが池袋に場所を移し、名称もYIに変わった。(当時はその点もショ…
アマオケでもアマ吹奏楽団でも、仕事や家事の都合などでタクトダウンの時間に間に合わず、合奏練習の途中から参加する状況はよくあることだ。弦楽器や打楽器はそれほど深刻な問題は無いだろうが管楽器、特に金管楽器の場合、いきなり曲を吹くと音をはずしま…
ついに本日、合奏練習に参加した。 この日に向けて2週間ほど前からMP3プレイヤーに今回やる曲を収録して通勤時間を利用して聴きまくり、特に耳に新しい「死の舞踏」は曲の感じをつかむため繰り返し聴いた。 楽器を実奏したのは前回のリポートから今日ま…
横浜を中心に活動しているトロンボーンアンサンブル「Mr.Bones」の演奏会を聴いた。アマオケで私の隣にいる何人かがここのメンバーなので都合がつくときは聴きにいっている。聴くのは今度で4回目だ。4人から最高20人までの様々な編成、歌謡曲・…
緒方英子 著 職業や趣味で常に楽器に携わる人でも、自分の楽器以外の楽器については案外知らないものである。そして知られざるその楽器なりの快楽、つらさ、裏技があるものだ。 その点について、この本の筆者は丹念に取材(主にN響)を重ね、楽器奏者のほか…
スウィング・ジャズの黄金時代を築いたクラリネット奏者ベニイ・グッドマンの半生を描いた音楽自伝映画。少年時代からクラリネットを吹き始めたベニイ(スティーヴ・アレン/本人にそっくり)が、やがて「キング・オブ・スウィング」の照合を得て、1938年の…
よく演奏家のプロフィールに「テューバを○○に、室内楽を△△に師事」などとある。中には非常に多くの先生に師事を受けたらしく、有名な先生の名前が羅列してるのも見かけるが、いかがなものか。まあ、音楽大学などの音楽専門の教育を受ける場にいたことがある…
二ノ宮知子 melchiさんの日記id:melchiに触発されて、噂の「のだめカンタービレ」を第1巻〜11巻まで大人買い&一気読みしてしまった。実に素晴らしい! シチュエーションは全然違うが、ギャグの質があの名作「伊賀のカバ丸」に通じるものがあるのではない…
吹奏楽出身のオケ管楽器奏者に対して、その演奏がイケてない場合に、「あの人はオケ吹きができてないネ!」という台詞を耳にすることがよくある。会話の流れの中のことなのでいつも軽く受け流していたが、いったいどういう意味なのだろう。オケと吹奏楽の管…
ついに1年振りに音を出してみた。 最初に3分ほどバズイングしたあと、おもむろに楽器にマウスピースを装着し、「いつもぐらいに」チューニング管をそれぞれ抜いて、音は出さずに息だけを吹き込んでみる。 全ての管に息が通るように、ピストンとロータリー…
出演オファーの来たオケから楽譜が届いた。 テューバの出番がある曲は1、サン・サーンス「死の舞踏」 2、ドリーブ「コッペリア」よりスワニルダのワルツ、マズルカ 3、ムソルグスキー「禿山の一夜」(R.コルサコフ編)の3曲であった。 幸か不幸か過去に…
まず手始めにマウスピース(B.TILZ-NEA M8)のシャンク汚れをマウスピースブラシで取り除き、シルバークロスでピカピカにしてみた。なかなかいいものだ。 で、いよいよ今度は1年振りにマイ(B&S 3198S/CC)テューバに触れてみた。本体はケースに入ったまま…
アマチュアテューバ奏者として現役復帰をたくらむ私に、従前よりたびたび賛助出演していた某アマオケから「夏のファミリーコンサート」賛助出演のオファーが届いた。 幸いにも私をとりまく環境も復帰に向けて整いつつあり、すぐにとはいえないものの、そろそ…
WALTON「クラウン・インペリアル」などで吹奏楽ファンにはおなじみのイギリスを代表する作曲家ウォルトンの代表曲のひとつ。 元曲は管弦楽だがフィリップジョーンズブラスアンサンブルが金管アンサンブルでレコードに収録したことによって日本でも周知された…
伝説のテュービスト、アーノルド・ジェイコブスの非常に稀有で貴重なCD。現在世界中の第一線で活躍している管楽器奏者のほとんどに影響を与えた呼吸法の大家ジェイコブスの練習風景などのプライベート音源を集めてCDに収めたとてもユニークな1枚である…