wind

Festival Variations

CT・スミス先月の終わり頃、何気なくNHKFMを聴いていたら、珍しいことに吹奏楽を電波に乗せていて、シンフォニア・ノビリッシマやアルメニアン・ダンスPart1(先日N響アワーで放送したN響管打セクションの演奏は、良く言えば円熟の、悪く言え…

大人のポンセ・デ・レオン

2006年5月14日の出来事(その2)そもそも今回の演奏会を聴きに行くきっかけとなったのは、2004年10月19日付で、中学生時代テューバを始めたばかりの頃の印象的な曲としてポンセについてのあれこれ当駄ログに記したところ、「ポンセなら今度演るよ、多戸さん…

再び第一組曲

昨夜18:55からTBS系テレビで放映した「これが地球の絶景!!世界の瀑布スペシャル」をなにげなく視ていたら、アフリカの超巨大滝ビクトリアにカメラが近づく際のバックに流れていた壮大で力強い曲にとても馴染みがあるのに気がついた。 すぐには曲名が出て…

組曲「百年祭」

J.モリセイオケの練習に行く道すがら(いつもオケのトロンボーン奏者の車に乗せてもらっている)、珍しく吹奏楽のCDがかかっていて、なにげに聴いていたら、突然なにやらとても懐かしく心の琴線を揺さぶる曲が始まった。おお!これはモリセイ、しかも組曲…

第2組曲

G.ホルストちょうど1週間前、高校時代吹奏楽部で一緒に演奏したフルートのS嬢?と中学時代吹奏楽部のテューバの先輩(残念ながら同じステージで演奏したことがない)でもあるその旦那様Y氏が所属する某有名電気機器メーカーの吹奏楽団の定期演奏会が鎌…

コンバット

1970年頃バンドジャーナルの付録楽譜中学1年の夏、私は新潟市立藤見中学校から釜石市立小佐野中学校に転校した。その為なかなか友人もできずモンモンとしていた秋、文化祭が催され、体育館で吹奏楽部の演奏を聴いた。憶えている曲は、Aリードの「サスカチ…

再び「シンフォニア・ノビリッシマ」

ジェイガー憧れの「ノビリッシマ」を生で聴く機会があったので横浜の西区公会堂に行ってきた。公会堂はステージもキャパも小規模であったが、7〜8割程度の客の入りで、赤ん坊が本番中泣いていたことを除けば、アマチュア吹奏楽団の「手作り無料ささやか演…

歌劇「イーゴリ公」よりダッタン人の娘達の踊りとダッタン人の踊り

ボロディン(編曲 池田肇)日本テレビの「笑ってコラえて」という番組を風呂で湯につかりながら(自慢?)偶然見たが、これがとてもやばかった!指導者の押し付けがましい指導であるとか、わざとらしく体を揺らして演奏する生徒達に対してはいただけないと思…

吹奏楽のための交響曲 

ジェイガー 高3の夏、定演に向けてこの曲を練習していたころ、同じ吹奏楽部の女の子に告白したはいいが玉砕し、ブルーになった思い出がある。そんな訳でこの曲は吹奏楽のオリジナルのなかで1番印象深く思い出し、そして1番好きな曲のひとつとなっている。…

ポンセ・デ・レオン 

オリヴァドーティ中学2年生秋の文化祭で演奏した、スクールバンドの友!オリバドーティの名作である。その頃の自分は、超簡単な曲なら初見である程度吹けるようになってきて、楽器を吹くことが楽しくて楽しくてしょうがなかった記憶がある。従ってこのお手…

シンコペーテッドマーチ「明日に向かって」

岩井直溥 私が中学2年生の時の吹奏楽コンクールの課題曲。「ニューサウンズ・イン・ブラスの帝王」岩井先生の真骨頂、シンコペーションを有効に使用してポップステイストの濃い、とても乗りの良い曲になっている。今では日本の代表的なマーチのひとつとして…

アルメニアンダンス Ⅰ・Ⅱ 

アルフレッド リード吹奏楽の巨匠リードの代表作と言ってもいいぐらいスケールの大きい、いわば「大曲」で、ある程度の年数吹奏楽をやっていれば一度や二度は演奏するであろう曲。しかし、である。私の印象は、変な例えだが「過去に付き合ったことのある女性…

フィエスタ・デル・パシフィコ

ロジャー ニクソン邦訳「平和の祭り」とか「太平洋の祭り」となっているがいずれにしろこの曲の雰囲気をよく表現していると思われる。 一貫して流れる強烈なリズムが演奏する者をワクワクさせる。テューバもご多分に漏れずリズム打ちであるが、だれることな…

マスク

マクベス初めてこの演奏を聴いたのは、私が中学2年生のとき、NHKFMで偶然流れていたものである。どこの演奏かは忘れたが、強烈なリズムのかっこよさにぶっ飛んだ記憶がある。 が、実際に演奏してみるとカッコイイのは他のパートで、テューバはひたすら…

第一組曲

ホルスト吹奏楽の古典として最初に頭に浮かぶのはこの曲ではないか。親しみ易いメロディーとしっかりとした構成で難易度もそれほどでもなく、絶対にはずすことのできないプログラムとして一生のうちに数回は演奏したい曲である。 テューバ的には、冒頭以外は…

たなばた

酒井 格私の長女が中学生時代吹奏楽部でアルトサックスをやっており、3年生のときのコンクールの自由曲がこの「たなばた」で、彼女らの演奏で何回か聴いた際に感じたのは、「そこそこ乗りの良い曲だな」程度だった。 その2年後、ひょんなことから自分自身が…

ブロックM

ビリックアメフトのハーフタイムショーのために作曲されたと聞いているが、私の学生時代、吹奏楽の演奏会のアンコールの定番だった。スピード感、エキセントリックなメロディーと伴奏、華やかさと、どれをとっても「楽しい」のひとこと。欠点はやたら疲れる…

シンフォニア ノビリッシマ 

ロバート ジェイガー個人的に特に好きな曲のひとつ。流行遅れと言うか、もう今となってはあまり演奏されることもなくなったのは残念。冒頭の壮大なテーマ、次のハイテンポな部分ではスリリングなテーマ、中間部のゆったりとした部分ではど演歌のこぶしをきか…

歌劇ローエングリンより「エルザの大聖堂への行列」

ワーグナー (編曲者不明)ワーグナーの歌劇なのだから当然管弦楽なのだが、長大な物語のほんの一部分だけなので楽譜の入手が困難であり、アマオケで演奏されることはまず無い。したがってアマオケに所属するようなかなりのクラシック通の人でも、ローエング…

カルマーの絶壁

オリバドーティー忘れもしない、私がテューバを手にして初めて遭遇した吹奏楽のオリジナル曲。 小中学校小編成向きの超単純簡単な曲なのだけれど、それまで「海兵隊」や「士官候補生」のようなマーチしかやってなかったので、ちゃんと起承転結のある構成やは…