現役復帰リポート No,3

出演オファーの来たオケから楽譜が届いた。


テューバの出番がある曲は

1、サン・サーンス「死の舞踏」
2、ドリーブ「コッペリア」よりスワニルダのワルツ、マズルカ
3、ムソルグスキー「禿山の一夜」(R.コルサコフ編)

の3曲であった。


幸か不幸か過去に演奏した曲はない。そればかりか「死の舞踏」に至っては聴いたことがない!

そこでCDを購入して聴いてみた。

うーん・・・。これはソロヴァイオリンの曲ですな、コンマスの腕の見せ所というやつ。他の楽器はまさしく「引き立て役」。こうまではっきりしていればむしろ気持ちいい。テューバも勿論ワルツの頭打ちなど、典型的な役割分担である。


「禿山の一夜」はCDにしろTV,FMにしろ生演奏にしろ聴いた回数は数知れず。しかも家捜ししたらCDは無いもののミニスコアは存在した!吹奏楽ではコントラバスの分も担っているので大変だが、オケはいたってシンプルで、しかも主旋律もあるのでメチャメチャおいしい曲といえよう。


問題は「コッペリア」である。楽譜を見ながらCDを聴いてみた。
ドリーブは「オフィクレイド」を指定しているので音域は高いし、音質もC管の太いテューバでは無理があるかもしれない。
マズルカに出てくる高い音域でのトロンボーンと一緒の早いパッセージは、かなりさらわないと皆に迷惑をかけることになりそう。


まだ楽器に触れだしたばかりで音も出してないのに、不安があふれ出して来た。

まあ、なんとかなるか!


死の舞踏?マルティノン/フランス音楽名演集

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