スズキ「セルボ」のCM音楽

スズキ セルボ のTVCMの音楽がすごい。曲自体はスタンダード中のスタンダード、「エンターティナー」(S.ジョプリン)なのであるが、その演奏、特にトランペットがすごい。1オクターブのグリッサンド、シェイク、フェイクどれをとっても完璧で爽快感が…

もっとテューバ!

cd

岩井 英二(テューバ) オーケストラ作品のTUBAパート・サウンド集 (オーケストラ・スタディ参考演奏) 企画・制作:メアジック http://mehrsik.com mCD00021釜石南高校吹奏楽部の同期であり、今や岩手県屈指のオーボエリード職人(と、本人は言ってい…

Festival Variations

CT・スミス先月の終わり頃、何気なくNHKFMを聴いていたら、珍しいことに吹奏楽を電波に乗せていて、シンフォニア・ノビリッシマやアルメニアン・ダンスPart1(先日N響アワーで放送したN響管打セクションの演奏は、良く言えば円熟の、悪く言え…

琉球チムドン楽団

TVCM(コジマ電気)を何気なく観ていたら、何やらハデな衣装の人々が歌い、踊り、演奏しており、その画面の片隅の一点に私の目が集中してしまった。小柄な若い女性がシルバーのアップライトテューバを演奏していたのだ。 うーん、何故か理由はわからない…

自分のテューバってどんな音?

自分の声を、ビデオやらDVDやら、何らかの方法で耳にした時に「なんじゃこれは!」と感じたことがある人は私だけではなく殆どの人がそうだろう。自分の耳で聞いている音と他人の耳で聞いている音が違うのは、耳の向きやら骨伝導などの関係で当然といえば当然…

テューバを巡る妄想

つくづく人間は強欲というか我がままというか、ないものねだりは子供だけではなく大人になってからの方が際限がないようなのである。現在の愛器はB&S3198という、どちらかと言うと重厚なもので、満足度もとても高いものである。が、なにしろ病弱&貧弱なチョ…

偶然の連続

2006年5月14日の出来事(番外編)そもそもこの演奏会を聴きに行った事自体が偶然の積み重ねだったのだ。1、私の「駄ログ」に1952EUPHさんが書き込み 2、1952EUPHさんから演奏会の誘いを受ける 3、私が聴きに行きたい旨伝えるとチケットが5枚送られてきた …

大人のポンセ・デ・レオン

2006年5月14日の出来事(その2)そもそも今回の演奏会を聴きに行くきっかけとなったのは、2004年10月19日付で、中学生時代テューバを始めたばかりの頃の印象的な曲としてポンセについてのあれこれ当駄ログに記したところ、「ポンセなら今度演るよ、多戸さん…

多戸幾久三と握手

2006年5月14日の出来事(その1)時々我が「駄ログ」にもコメントしてくださる、1952EUPHさんという、現在体のアクシデントによりプロ廃業中&プロ復帰に向けリハビリ中のユーフォニウム奏者の方から、所属するアマチュア吹奏楽団の演奏会のお誘いがあり、聴…

「スターウォーズ」をトロンボーンのみで・・・

昨日、横浜を中心に活動しているトロンボーンアンサンブル「Mr.Bones」の演奏会を聴いた。 アマオケで私の隣にいる何人かがここのメンバーなので都合がつくときは聴きにいっている。聴くのは今度で5回目だ。 なんとちょうど一年前の5月4日もMr.…

演奏会後のビール

ついに本日演奏会本番。ザンパ序曲 カルメン組曲 ドボ8お手伝いの気軽さからか、わずか3回の事前練習でもう本番。毎回練習に参加している団員の皆様から見れば本当に申し訳ないことであるが、本人としては精一杯気合を込めて演奏させていただきました。本…

歌劇ザンパ序曲

このエロールという日本ではあまり聞き慣れない作曲家の曲であるが、私にとっては中学・高校の金が無くてレコードが買えなかった時代にNHKFMの「朝の名曲」という番組は有難いものだったし、この番組のオープニング時のテーマ曲だった「ザンパ」を演奏…

8ヶ月ぶりの合奏

昨年の7月23日(本番の最中に地震!)の演奏会以来、テューバの音出しをしていなかったのだが、ついに本日、間近に迫ってきた演奏会を前に、合奏練習に参加した。予め楽器のメンテナンスはしておいたのだが、なにぶん自宅での音出しはできないので、早め…

The Chicago Principal

cd

First Chair Soloist Play Famous Concertos (Dig)アーティスト: Chicago Symphony Orchestra出版社/メーカー: Deutsche Grammophon発売日: 2003/04/08メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 2005年1月21日付の当ブログの拙文…

B&S3198よ喜べ

入院生活から脱却して早ひと月が経過した所、いつも出演依頼をいただくT市民オーケストラから出演オファーがきた。今回は4月の定期演奏会で、テューバが乗るのは「ドボ8」「歌劇カルメン組曲」「歌劇ザンパ序曲」とのこと。「ドボ8」と「カルメン」は何…

貞操問答のブラームス

入院中のため、暇に任せてネットサーフィンならぬTVサーフィン?をしていたら、突然ブラームスの交響曲4番終楽章が耳に飛び込んできたのだ。興味を惹かれて引き続き視ていたら、TBS系で昼の1時から若手女優さくらが主演のメロドラマ「貞操問答」であ…

ブラスの快楽

ブラスの快楽―世界の管楽器CDガイド600作者: 関口義人出版社/メーカー: 音楽之友社発売日: 2005/05/01メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る なにやら、どこぞのブログの題名と少しかぶっているような著書名に惹…

テューバなCM

前々から思っていたのだが、TV番組本編よりも合間のCMの方が面白かったりすることがよくある。最近はよくできたCMが多い。 それはともかく、この1〜2ヶ月間に流れたTVCMの中で、音楽や効果音にテューバが使用されていると思われるものがいくつか…

ソクラテスの皮肉

CD

ソクラテスの皮肉アーティスト: The TUBA band,外囿祥一郎,山岡潤,阿部安誌雄,荻野晋出版社/メーカー: インディペンデントレーベル発売日: 2005/04/21メディア: CD クリック: 16回この商品を含むブログ (1件) を見る 食わず嫌いという言葉があるが、私にとっ…

1976年の吹奏楽全国大会

今日、高校時代の同期の美男・美女?連中がお見舞いに来てくれた。 往年の釜石南高校吹奏楽部のフルート、バスクラリネット、ホルン、トランペット、テューバ(私)が集合したのである。話は自然と吹奏楽コンクール全国大会出場時の思い出話となっていった。…

敬老のテューバ

入院中の私のところへ、当ブログに時々コメントしてくださっているパツラスキーさんが面会に来てくれた。東京出張のついでのこと、ありがたい話である。入院という割と自由な時間が豊富にある環境にいると、たくさん本を読んだり、たくさん音楽を聴いたりと…

野球応援

悪性リンパ腫が再発したので本日より入院治療することとなった。これで年内は愛するテューバに触れることができなくなってしまった。せっかく先月久し振りの演奏会の美酒を味わったばかりなのに残念でならない。私が書いているもう一つのブログ「快楽のラヂ…

再び第一組曲

昨夜18:55からTBS系テレビで放映した「これが地球の絶景!!世界の瀑布スペシャル」をなにげなく視ていたら、アフリカの超巨大滝ビクトリアにカメラが近づく際のバックに流れていた壮大で力強い曲にとても馴染みがあるのに気がついた。 すぐには曲名が出て…

本番演奏中に地震!

1年間のプチブランクから復帰して最初の演奏会の本番が本日あった。「魔法とファンタジー」という企画物のファミリーコンサートで、1曲目サン・サーンス「死の舞踏」を無難にこなし、2曲目のムソルグスキー「禿山の一夜」でテューバをブイブイ炸裂させて…

唇に吹き出物!?

月曜日に下唇の赤い部分と肌色の部分のちょうど境目に根の深いニキビ(20歳を過ぎたら「吹き出物」と呼ぶらしい)ができた。「寝酒」と称して芋焼酎を一合ほど愛飲することを日課としている罰が当たったのかもしれない。いずれにしても、これは金管奏者に…

組曲「百年祭」

J.モリセイオケの練習に行く道すがら(いつもオケのトロンボーン奏者の車に乗せてもらっている)、珍しく吹奏楽のCDがかかっていて、なにげに聴いていたら、突然なにやらとても懐かしく心の琴線を揺さぶる曲が始まった。おお!これはモリセイ、しかも組曲…

死の舞踏

サン・サーンス夏のファミリーコンサートに向けてこの曲の合奏練習を重ねて行くうちに、テーマがおどろおどろしい!この曲が少しづつ好きになってきている。私にとってサン・サーンスの曲といえば、小学校のときに音楽の授業で鑑賞した「動物の謝肉祭」や高…

入れ歯

情けないことに入れ歯をつくることになった。幼少の頃から歯槽膿漏ぎみだったらしく、20歳を過ぎる頃から歯がポロポロ抜け出し、今では奥歯(臼歯)が1本しかない有様。このままでは食事もままならず、栄養面でも噛み合わせの不具合からくる不健康面でも…

写譜

最後に写譜をしたのはいつだろう。 20年ほど前、所属していた吹奏楽団でパレ作曲の「リシルド序曲」をやったのだが、あろうことかテューバの楽譜がいつものC調ではなく、B♭調で記譜されていたのである。(余計なお世話!?)今でこそC読みでもB♭読みで…

大石清先生を偲んで

今日、大石清先生のご家族の方から、コメントをいただいた。 http://d.hatena.ne.jp/tubaboy/20041102 大石先生は今年の4月18日に逝去されたとのこと。そして著作「テューバかかえて」を出版できたことがとても嬉しかったこと、棺にその著作を入れてあげ…