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ブラスの快楽

ブラスの快楽―世界の管楽器CDガイド600作者: 関口義人出版社/メーカー: 音楽之友社発売日: 2005/05/01メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る なにやら、どこぞのブログの題名と少しかぶっているような著書名に惹…

知っているようで知らないオーケストラ楽器おもしろ雑学辞典

緒方英子 著 職業や趣味で常に楽器に携わる人でも、自分の楽器以外の楽器については案外知らないものである。そして知られざるその楽器なりの快楽、つらさ、裏技があるものだ。 その点について、この本の筆者は丹念に取材(主にN響)を重ね、楽器奏者のほか…

のだめカンタービレ

二ノ宮知子 melchiさんの日記id:melchiに触発されて、噂の「のだめカンタービレ」を第1巻〜11巻まで大人買い&一気読みしてしまった。実に素晴らしい! シチュエーションは全然違うが、ギャグの質があの名作「伊賀のカバ丸」に通じるものがあるのではない…

管楽器の名曲・名盤

200CD 管楽器の名曲・名盤作者: 200CD管楽器の名曲名盤編纂委員会出版社/メーカー: 立風書房発売日: 1997/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るこの本は11人の音楽ライターがそれぞれ管楽器に対する愛情をこめて、管楽器が…

楽隊のうさぎ

中沢けいひょっとしたら作者はご自分のご子息が中学時代吹奏楽部にいて、自身がPTAとして吹奏楽部に関って来た苦労やエピソードなどを膨らませて小説にしたのではないか。それぐらい細かいディティールがリアルである。私の場合、自分自身が中高と吹奏楽…

うまくなろうテューバ

佐藤 潔通常教則本はスケールやらリップスラーやら音の跳躍などの楽譜が実例としてめいっぱいつめこまれている。 例えば有名な「コープラッシュ」は説明文はいっさいなく、私のようなしろうとにはどういう方法で練習をすればいいのか見当もつかない。学生で…

ホルニストという仕事

ポール・プリッチャード(山田淳 訳)アクティブな活動をしているアマチュアテューバ奏者は、ひとつの団体にとどまることなく、周辺のオケやバンドからトラを頼まれることが多いわけだが、初めて訪れた団体でどういう目の動き、表情、態度、行動をしたらよい…

黄金色の祈り

西澤 保彦「きんいろのいのり」と読むこの本はれっきとした推理小説である。作者の西澤保彦は多くの奇想天外な推理小説を世に送り出してるが、これもその一つ。黄金色の祈り 文春文庫作者: 西澤保彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/11/08メディア: 文…

テューバかかえて

大石 清サブタイトルは「大石清の助手席人生」 タスキには「吹奏楽を支えてきた男の青春そして足どり」とある。 私はこの本を本屋で発見した時、なんのためらいもなく購入してそれこそ「むさぼり」呼んだ。大正12年11月生まれと言うから私の父より2年先…