2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ペールギュント

グリーグ小学校の音楽鑑賞でよく採りあげられ、フルートのソロがとてもさわやかな「朝の気分」が最も有名だが、劇のストーリーを追ってみると主人公のペールがとんでもない極悪非道の暴れん坊であったことに驚く。さすがにこの人物設定では小学生には刺激が…

Quartet

以前病気で長期入院していたとき、同室だった方(静岡在住のアマチュアチェリスト)から「NHKBSテレビで放映したQuartetという映画でテューバを演奏しているシーンがあった」とメールをいただいた。映画「シルクハット」でゲイリークーパーがテューバを演奏…

真空管のぬくもり

スピーカーは「タンノイ」の超大型、プリアンプ・パワーアンプは「ラックス」の真空管自作キット、ターンテーブルも「ラックス」の自作キット、カートリッジはオルトフォンのMM。 職場の独身寮にいたころ、クラシック音楽好きの先輩の部屋に入り浸っていた…

テューバ吹きのタビーちゃん

私が時々お世話になっているT市民オーケストラは夏のファミリーコンサートで毎回ナレーション入りの企画物をやっている。企画するスタッフの方々の苦労は並々ならぬものがあると思うが、お手伝いで出演する身には楽しさのみを味わうことができるのでワクワ…

いびつな音楽鑑賞法

音楽を聴いたとき、テューバの音だけ増幅して聴いているのに気付くことがある。別に意識してそうしているわけではなく、TVCFやラジオから流れてくるなにげない音楽にも、その中にテューバの音があると「いい音だなア、いったい誰が演奏しているんだろう…

テューバ的アマオケ選曲考

オケ自体のコンセプトがはっきりしていれば、たとえば最初から「ブルックナーのみ」「ショスタコのみ」と謳っているオケであれば、そこに集まるメンバーは自ずとその作曲家のシンパなわけだから、どの曲になっても深刻な問題とはならず、楽器の編成などもあ…

大脱走

最近何かのTVCFに使われていたので一言。 何と言ってもスティーブ・マックイーンがカッコイイのなんのって。何をやっても絵になる人ってのはこの人のことを言うのではないか。何回も出てくる壁相手のキャッチボールシーンやラストのオートバイ(得意分野では…

クリスマス フェスティバル

ルロイ・アンダーソンそりすべり タイプライター ラッパ吹きの休日 ラッパ吹きの子守唄 ブルータンゴ などなど アンダーソンの曲はどれも親しみ易いメロディで聴く人に癒しを与えてくれるが、演奏する立場、とりわけテューバ奏者にとっては「つまらん!」の…