サウンド・オブ・ミュージック

NHKBS2で放映していたのを偶然観た。
久しぶりに真剣に観てまたウルウルきてしまった。
そして今聴いてもあの名曲たちは決して色褪せることなく、私達の生活に潤いを与えてくれているのに感心したものである。

私が小学校1年の頃の映画だがその時には観ておらず、初めて劇場で観たのは高校3年時のリバイバルロードショーである。
結果的には高校生の多感な時期にこの映画に触れることができたのは幸福だったと思う。


この「サウンド・オブ・ミュージック」によって

1、初めてミュージカル映画を観た。知ってる曲ばかりだった。
2、初めて映画を観て涙を流した。(泣くポイントは沢山ある!)
3、ドレミファソラ シーじゃなくティーと発音。
4、初めてテューバな映画に遭遇。

と、初めてづくしだったのだ。

で、どこがテューバなシーンかというと、「一人ぼっちの羊飼い」を人形劇仕立てのミュージカルでマリアと子供たちが大佐とその婚約者に披露していた場面である。
人形がテューバを抱いてテューバを演奏して、しかもその部分の伴奏には本物のテューバが、わざと音程をはずして「人形っぽく!」していたのが笑える。


その後数年後に、ヤマハのニューサウンズシリーズでこの「サウンド・オブ・ミュージック」が出版され、羊飼いのテューバソロを演奏するチャンスを得たのは実に快楽であった。