日本人初の快挙 ウィーンフィル

ウィーンフィルニューイヤーコンサートを観た。
演目がワルツとポルカ中心のためテューバの出番は殆ど無く、画面を観るとはなしに観ていたら、「あれ!?テューバが東洋人?日本人?」。

そういえば昨年の夏ごろ新聞の片隅に、新日フィルのテューバ奏者杉山康人氏がウィーンフィルバストロンボーン奏者に推薦されてオーディションを受け、見事合格したという記事が載っていたのを思い出した。
読んだ時はあまりにも夢のような話で現実感が感じられず、いつの間にか忘れていたことだった。

ウィーンフィル160年の長い歴史の中で、日本人いや東洋人が団員(正式には1年の試用期間後)になったことは初めてだそうである。
いや実に素晴らしく喜ばしいことである。
杉山氏の加入でウィーンフィルに新たなるサウンドの可能性ができたと言ったら過言だろうか。

エストロ小澤の他に楽しみが増えたウィーンフィルから今後も目が離せない。