歌劇「ファウスト」
グノー
かつて(30年程前)NHKFMのある番組のオープニングに使われていて「なんてきれいなメロディなんだろう!」と、いつもうっとりとして聴いていた記憶がある。それがグノーのファウストの一部であることは知識としては知っていた。
- アーティスト: 小澤征爾,オッフェンバック,シャブリエ,グノー,トマ,ボストン交響楽団
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1999/11/01
- メディア: CD
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その後、フェネル指揮でクリーブランド管弦楽団管楽セクションのアルバムを入手したら(20年程前)それに収録されていて感激し、ついには自分自身で演奏する(5年前)に至ったのは当然というか運命というか嬉しい限りである。
- アーティスト: クリーブランド管弦楽団管楽セクション,フェネル(フレデリック)
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1995/12/08
- メディア: CD
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テューバはそれほど活躍するわけではないので、調子に乗って大きな音を出すと、指揮者から怒られるので気をつけよう。
この曲、他の管楽器は活躍する場面が多くて、終曲はテンポが速い為ガチャガチャし易く、本番を終えた後知人に「ブラバンみたいだったぞ!」と言われた。ここで言っているブラバンとは「繊細さに欠ける」「うるさい」「音が合っていない」と言う意味で使っている。こんな意味の代名詞に使われるなんて何か悲しくなってしまう。
「ブラバン」私がテューバを始めたばかりの頃は吹奏楽部ではない周りの人々はもちろんのこと、自分達すら吹奏楽部のことをブラバンと呼んでいたが、高校に入ったら先輩に「ブラバンってのは田舎の野球応援専門バンドのことをいい、我々がやっているのは吹奏楽なのだ。」と誇りに満ちた説教をいただき、その後私もこだわるようになった。
さらに社会人になってから「ブラスバンド」という英国伝統の金管バンドが存在する事実(映画「ブラス!」で一躍日本でも知名度が上がった)を知り、ブラバンなどと軽軽しく使ってはならないという認識に至った。
ブラバンという言葉の撲滅運動を推進しよう!