笑ってコラえて(日本テレビ)
「吹奏楽の旅」(完結編)を見た。
前回は見ていて思わず涙をボロボロ流してしまったが、今回は家の者が一緒に見ていたので心を冷静に保つよう心がけた。
どんな世界でも「上」を目指す最中は時に大変つらい事にも遭遇するものなのだけれど、高校生には勢いと明るさがあり、救われる思いがする。
取り上げられていた高校はいずれも素晴らしい指導者ばかりで感心するばかりだが、特に「習志野高校吹奏楽部」の指導者の、曲をまとめていく方法が自然体で好感がもてた。
これは個人的な醜い嫉妬なのだが、「青森山田高校吹奏楽部」の銀のテューバが高価そうで立派そうだったのがくやしい!自分の高校時代はあんな立派な・・・いややめよう。
カラヤンとか小澤征爾、ベルリンフィル、ウィーンフィル、運命、第九、未完成などなど別に音楽に興味の無い人でも名前ぐらいは知っている。
ところがイーストマンとかヴァン・デル・ロースト、酒井格、ぐるりよざ、イギ民となるといったい国民の何パーセントが知っているか?
でもこの番組を見た人は少なくとも「吹奏楽」「普門館は吹奏楽の甲子園」「部内オーディション」などのキーワードは理解したのではないか。
この番組を、日本全国でどれくらいの人が見たのかわからないが、「吹奏楽」という存在を「一般家庭の茶の間」に知らしめた功績は絶大なものがあると思う。この企画を持ち込んだスタッフはエライ!
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